「Yバイナリー」を当サイトがお薦めしない理由

Yバイナリー取引画面

まず始めに断っておきたいのですが、当サイトはhighlow.net(ハイローオーストラリア)と何等かの利害関係を持っているわけではありません。いちトレーダーとして中立な立場で当サイトを運営しています。当サイトで再三おすすめしているのは今のところハイローオーストラリアただ一つだけですが、その理由は現状ここより他に信頼できる海外業者が存在しないからです。

Yバイナリーとはどんな業者か

オフィスの所在

ウェブサイトによると、Yバイナリーの住所は「20-22ウェンロックロンドン、イングランド」、親会社は「505スイート グリフィスコーポレートセンター、POB 1501、ビーチモント キングスタウン セントビンセント・グレナディーン諸島」と記載されています。

セントビンセント・グレナディーン諸島はここ(外務省より)

親会社の場所を調べてみると金融関連企業が多く登録されているようです。POBというのは私書箱のことで、オフィスルームを持たずに法人登記目的で私書箱だけを開設している可能性がありますが、それ以上のことはわかりませんでした。グレナディーン諸島はいわゆるタックスヘイブン(租税回避地)です。

Yバイナリーの運営局があるウェンロックという地名を探してみたところ、20-22 Wenlock Road London (N1 7GU)という場所にこんなバーチャルオフィスがありました。(londonpresence.com

まとめると、親会社は私書箱、子会社はバーチャルオフィスということになっています。しかしながらバイナリーオプションのようなビジネスモデルではバーチャルオフィスを利用すること自体はそう珍しくありませんので、ここは良しとします。

金融業の登録

日本の金融庁(FSA)と同様に、イギリスにもFCAがあります。ここでは金融取引業を行う事業社を登録しており、ライセンスの有無や更新状況が確認できます。それではFCAのサイトでYバイナリーの登録状況を調査してみます。

FCAウェブサイトの登録業者検索ページのキーワードボックスに「y binary」と入力して検索します。

FCAでYバイナリーを検索中

その結果、「Henyep Capital Markets (UK) Limited」という会社のみヒットしました。ここは「HY Options」というサービスを運営しています。しかし、Yバイナリーとは全く別のものです。残念ながらYバイナリーの登録はありませんでした。現地でも無登録で営業しているという事実が分かりました。

FCAでYバイナリーを検索した結果

↑公開情報には認証状況や期限のほか、会社所在地や代表者名など結構詳細なデータが。画像はHY Optionsのもので、Y binaryとは異なります。ちなみにHY Optionsを調べたところ、Investor Compensation Fund (ICF:投資家補償基金)にも加盟する優良企業でした。(ただしサイトは日本語非対応)

信託保全または保険への加入状況

Yバイナリーでは分別管理・信託保全されているのでしょうか?たとえばYバイナリーの経営が傾いたとき、私たちの資金が守られ、ちゃんと返還されるかどうかという点で重要になってきます。

ウェブサイトで関連しそうなところをくまなく探しましたが、資金の安全性についての記述はありませんでした。現状、分別管理・信託保全のどのレベルで保護されているのかすら分かりません。さらには保険加入状況についての記載も見つからなかったので、おそらく加入していないのでしょう。(加入していると安全なのはこんな保険です)

チャットが停止中なのでメールで問い合わせて2週間経過していますが、今の所返答がありません。

Y binaryとhighlow.netの比較

Yバイナリーとハイローオーストラリアを安全性の面から比較してみました。

Yバイナリー highlow.net
金融取引業登録 無登録 オーストラリア金融監督局(ASIC)
AFSLナンバー:364264
資金保護レベル 記載なし・返答なし 分別管理
保険加入状況 記載なし・返答なし 賠償責任保険:ロイズ保険組合

まとめ

MAXペイアウト400%などのサービスを展開し、海外バイナリーオプションで今一番人気が高いと言っても過言ではないYバイナリーですが、安全性という面で不安が残る検証結果となりました。

多くのサイトで頻繁にすすめているのを目にしますが、このような検証結果から当サイトでおすすめすることはできません。安全性を第一とする当サイトの方針に合致するのは、やはり今のところhighlow.net1社です。Yバイナリーをどうしても使いたい人は、自己責任で他のサイトから登録してください。ただし、資金を常時なるべく口座に残さないようにするなど充分注意する必要がありそうです。