テーマ:口座開設+インジツールの並行準備で初回トレードから勝率60%超へ

本題に入る前に、まずは下表をご覧ください。このデータはGMOクリック証券が毎月発表している、全顧客の購入総額に対する証券会社の支払総額の割合、いわば月間収支表です。総支払金額の割合(還元率)は概ね94%~100%で推移しており、場合によっては100%を超えている月もあります。投資対象として充分魅力的であることはさておき、注目すべきは右側の損失口座の割合です。総支払金額の割合に対し損失口座の割合が大きすぎます。理論上、損失口座の割合は50%強(50~53%)を推移するはずです。

バイナリーオプションの月次取引状況
総支払金額の割合損失口座の割合
2018年1月97.26%78.45%
2018年2月95.49%78.10%
2018年3月95.68%77.43%
2018年4月97.32%77.86%
2018年5月96.79%78.10%
2018年6月95.19%76.49%
2018年7月97.69%74.72%
2018年8月97.88%73.54%
2018年9月99.70%75.97%
2018年10月99.42%77.97%
2018年11月100.40%72.01%
2018年12月98.49%72.47%

損失口座の偏りから分かることは次の2とおりです。すなわち、

  • ①一方のクラスタ(順張り・逆張り派)にだけ利益が出ている
  • ②少数の常勝トレーダーが利益の大半を独占している

①はつまり、常時トレンドに沿ったトレードをルール化している順張り派だけが利益を上げているような状況を想像して頂ければ分かりやすいと思います。加えて②の仮説も当然成り立つでしょう。優位性のあるトレードスキルを持った一部のトレーダーは常勝していると考えることができます。表はGMOクリック証券のデータでしたが、海外のバイナリー業者でも近いことが言えると思います。

為替と総支払金額および損失口座の割合の関係性

先述の総支払金額の割合および損失口座の割合は為替の値動きと何らかの関係があるのでしょうか?現在GMOクリック証券で公開されている全期間について、チャートを使って視覚的に確認してみたいと思います。

為替チャート(上部)と総支払金額の割合(橙色)および損失口座の割合(水色)

GMOクリック証券が収支データを公開している2011年3月から2018年12月までのドル円チャート(黄系色)およびユーロドルチャート(赤系色)に、総支払金額の割合(橙色)および損失口座の割合(水色)をプロットして対応させたものです。この期間は日米の政権が変わるなど大きなイベントがあり、トレンドが強く出たり出なかったりが明確であった期間なので、トレンドが強く影響する時期、あまり強く影響しない時期があると考えられます。これを見る限り為替チャートと損失口座の間に有意な相関は見られません。

GMOクリック証券の外為オプション取引(つまりバイナリーオプション)は為替を対象とした銘柄だけで構成されており、内訳は円ベースが4種類(ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円)とドルベースが1種類(ユーロ円)です。上画像では主要取引通貨ペアであるドル円とユーロ円だけに絞ってあります。円ベースのチャートは全て似たような動きになるので極力シンプルに見易さを優先しドル円のみとしました。

勝ち組入りへの布石

株やFX等投資全般の傾向から考慮して、少なくとも先述の②(少数の常勝トレーダーが利益の大半を独占していること)はほぼ明白なので、とりあえず勝ち組側の約25%(利益の出ている口座の割合)に入れば良いことは分かります。バイナリーオプション取引ではリスクリワードレシオ(ペイオフレシオ)による調節ができないので、勝ち組側に入るうえで1回ごとの勝率を上げていくことが大変重要になってきます。

バイナリーオプションの多くは外国為替を原資産とするためFXと比較されることが少なくありません。ここでも例にもれずFX(国内外問わず)と比較し、バイナリーオプションはルール上短期取引に位置づけることができます。特に海外のバイナリーオプション・プラットフォームは満期まで30秒という超短期取引を扱っていることが大きな特徴です。実はこの短期であること自体、投資戦略上大きなヒントになっています。すなわち、

ファンダメンタルズの影響が小さい(指標発表時間を除く)
相対的にテクニカルの影響が大きい
時間的制約がある

ということが言えます。節目の価格帯や高安値ブレイクは比較的大きく作用します。また、トレンドの反転ポイントを狙う逆張り戦略は、現在形成中のトレンドが逆方向に切り替わるまでに満期が到来してしまうため不利となります。従って、理論上はトレンドの順張りを基本形とすることで優位性を持つはずです。確実に順張りをルール化するだけで数%の勝率アップは可能でしょう。ただし、トレンドを正しく認識できていることは絶対条件です。さらに勝率を高めるために、トレンドと逆向きに動くわずかなノイズの底(または頂点)を狙ってエントリーします。これはバイナリーオプションの売買は成行でしか購入できないため高値(または安値)でのエントリーを防ぐ目的があります。

勝ち組入りする上で重要なポイント

  • ①トレンドを把握する
  • ②順張りをルールとする
  • ③逆ノイズを拾う

理想的なバイナリートレードの流れ

非常にシンプルなロジックですが、上記3つを確実におこなうことで勝ち組入りは可能と考えています。実践方法について解説します。

①トレンドを把握する(複数の時間軸)

トレンドとは端的に言うと方向性のことです。ほとんどの場合日足や5分足といったチャートから視覚的にトレンドを掴んでいくことと思いますが、検出の正確性とあわせてどの時間軸でのトレンドを重視するかというのも重要です。日足で上昇トレンドだけれども5分足では下降トレンドということはしばしば起こります。例えばhighlow.netのターボ(30秒~5分)は超短期取引であるため時間軸を短めに設定した方がトレードに適します。まずはFX同様に大きなトレンドを週足、日足などから把握、さらに小さなトレンドを時間足や分足から把握という具合に2段構えにします。さらに慎重を期す場合、3段構えにすることもあります。このように複数の時間軸からアプローチする手法をマルチタイムフレーム分析といいます。バイナリーオプションにおいてはマルチタイムフレームの最小時間軸を1分足チャートにするような手法が良いでしょう。

マルチタイムフレームによるトレンドの検出

画像はトレンドの検出プロセス。この説明では日足、1時間足、10分足を使って2つのトレンドを検出しています。実際には10分足のかわりに5分足、さらに1分足を追加して3つのトレンドを出すと正確性が上がります。

②順張りをルールとする

バイナリーオプションの時間的制約のため、順張りが有効(逆張りは不利)であることは先述のとおりです。もっと正確に言うと、マルチタイムフレームにおいて全ての時間軸のトレンドに従ってトレードするということです。ということは、先に紹介したトレンド検出インジケーターで例えると、全ての矢印が揃った状態をエントリーポイントとして限定することが、イコール順張りのルール化になります。30秒の銘柄など制限時間が極端に短いものはほんの少しの差が勝敗を分けることがあるので、さらに勝率を上げるために下の③も実践します。

トレンド検出インジケーターの例

正確にトレンドを検出することは初心者にとって難しく、間違ってしまいやすいポイントでもあります。判断にブレをなくして一貫性を持たせる意味でもここは自動化すべき部分であり、そして自動化できる部分でもあります。下の画像はトレンド検出機能を持つインジケーターの一例です。3段階のマルチタイムフレームによってトレンドを検出し、それぞれの時間軸ごとに矢印で示してくれます。添付マニュアルでは3つの矢印が揃ったらエントリーとなっています。

●このようなトレンド検出機能はトレード時の負担を軽くしてくれるだけでなく、時間の有効活用にもつながります。バイナリーオプションと並行して株や仮想通貨も取引している人は多いですが、アラートが発生してからチャートを確認すれば良いのでそれまで別のことに時間を割けるのです。上記インジケーターは一例であり、他にも多くの便利なツールが存在しています。それぞれ趣向を凝らしており見ているだけでも楽しめるので、興味のある人は下記リンクからチェックしてみてください。(リンク先は当サイト内のページです)

インジケーター一覧

③逆ノイズを拾う

為替は直線的な動きをせず、常時小刻みに上下動を繰り返しながらチャートを描いていきます。ノイズと呼ばれるこのわずかな上下動はトレンドとは無関係に動き、すぐもとの水準に戻ってくることが特徴です。時間軸を短く取ったとき、ノイズの大きさは相対的に無視できない程になります。このため、最終的なエントリーポイント(発注ボタンを押すタイミング)は、その直前にトレンドと逆方向に動いたノイズを拾うことで少しでも有利な価格での約定を狙います。ここで大事なことはノイズであるかどうかを判断できるスキルです。ノイズだと思ったらトレンドの転換点だったという場合もあり得るので、的確に判断できるまで経験が必要です。初心者は低額でエントリーを繰り返して経験値を増やしていくか、逆ノイズを気にせずトレードするか考えどころではありますが、将来的なことを考えると逆ノイズを利用して勝率を上げていける前者でトレード技術を磨いていくのがベターだと思います。

逆ノイズでエントリー

画像は逆ノイズの例です。上昇トレンド(赤矢印)を確認後、Tick足でさらに細かく見ると凸凹状態になっているのが分かります。上昇トレンドのときは下落ノイズを待ちます。この一瞬の下落を見逃さず「買い」でエントリーします。(画像内のエントリーポイント)

※チャートはhighlow.netより。ドル円ターボ30秒でエントリーポイントを探るシーンを想定。背景のモノクロチャートは同ターボ5分のもので、上昇トレンド中であることを示すために掲載しています。

インジケーターの有無と裁量の関係

インジケーターを利用するかしないかによって裁量の範囲が異なります。先述①~③の手順でトレードする上でインジケーターの有無と裁量の範囲を表にしたものが下になります。裁量の範囲が広いと判断にブレが出たりしてトレードの成績に影響を与えてしまいます。

インジケーター有無と裁量の範囲
インジケーターありインジケーターなし
トレンド検出(①)◎自動×裁量
トレンド時間軸設定(①)◎自動(変更可能)×裁量
逆ノイズ検出(③)×裁量×裁量

インジケーターを利用することによって裁量の範囲が多少狭くなっていることが分かります。裁量部分が広いと判断にブレが出たりしてトレードの成績に影響を与えてしまうので、極力狭くすることを心がけましょう。私の知る限りにおいて裁量とは異なる単なる「ヤマ勘」によって取引している人が意外と多く、結果として資産を徐々に減らしてしまっているケースが多いです。他にも常時ポジションを保有していないと落ち着かないなど、ギャンブル的なトレード癖が付いており無駄な損失を発生させてしまっている人が多いように見受けられます。ほんの一部分だけでも自動化することでトレードに明確なルールが生まれ、丁半のギャンブルでは無くなります。

当サイトではバイナリーオプションを確立された一つの投資対象と見なしています。あらかじめ必要な勝率を計算することによって勝ち越しが現実的なのかどうかを判断しておくことは最低限の心の準備です。ということで、今回は人気のバイナリー業者であるハイローオーストラリア(highlow.net)のペイアウトを元に損益ボーダーの勝率を求めてみることにしましょう。

勝ち越しに必要な勝率

途中売却(転売)せず終了時刻まで保有すると仮定した場合、ペイアウト率から必要な勝率Pが計算できます。ペイアウトは1.8倍を想定、ドローの場合は購入額が全額返金されるので考慮していません。

\begin{align}1.8\times\frac{P}{100}+0\times(1-\frac{P}{100})>1 \\P>55.55\cdot\cdot\end{align}

勝ち越しに必要な勝率は約56%と出ました。50%にならないのは業者の取り分(≒手数料)があるからです。毎回の取引は前回行った取引結果の影響を受けないので上記は都度成立します。(これを完全独立試行といいます)

ファンダメンタルズやテクニカルを完全に無視したヤマ勘トレード(いわゆる丁半博打)をすると勝率は50%に収束しますから、6%程度勝率を上げることができればイーブンに持っていけます。実際には勝ち越していくためには60%程度の勝率が必要でしょう。安定して60%以上の勝率があれば理論上資産は増加し続けることになります。なお、何度も繰り返す中では連続負け(ドローダウン)が必ず起こりますから、毎回の購入額は投資資金の5%以下に抑えておくことがポイントとなります。

編集部からのひと言

口座開設が完了した人、手続きを進めている人、途中でトラブルが起きている人、当サイトは月間数千人に及ぶ様々な方に訪れて頂いています。バイナリーオプションの口座開設はスタートラインであり終着点ではありません。勝率を上げ、資産運用ポートフォリオの一つとして成果を出して頂くことが当サイトの最終目標です。

これまで負け越してしまっている人は、今一度投資判断の正当性を再確認してみませんか?「困難の中にチャンスはある」という名言どおり、今現在負けている状況はすなわちステップアップの機会でもあります。インジケーターの使い方として、ご自身の判断の優位性や一貫性を再確認するのに利用してみるのも一手です。バイナリーオプションの注文1ショットあたり5,000円~10,000円に設定する人が多いと思いますが、注文を5回程度我慢してインジケーターの購入費用に充ててみるのも悪くありません。取引で負けてしまえば何も残りませんが、インジケーターを購入すれば少なくともこれらのツール(ソフトウェア等)が手元に残るので、ずっと使い続けることができます。

インジケーターの選び方

現在流通しているインジケーターなどのツールは数多く、有用であったりなかったり当たり外れが多いのが実情です。さらに、価格も数十万円と高いものから数千円ものまでピンキリです。価格が高いものが良い商品とは限らないのがこのツール系の業界で、まれに「高し悪し」が存在します。運悪くそのようなツールに当たってしまったら後悔しかありません。それではどのようなことに注意して選べばよいのか、ポイントを3点だけ挙げてみたいと思います。

そもそもツールかどうかというところが最初の選別基準です。「~の必勝法」といった方法論や学習用教材等はノウハウが書かれた文章だけですので注意が必要です。ツールであればソフトウェアの実行に必要な推奨環境であったり、MT4が必要などと準備すべきものが商品説明のページに書かれているのですぐに判別できます。

次に、インジケーターの開発者が他にツールを作成しているかどうかも重要です。次々と新しいツールを出している開発者は継続して開発できる知識やノウハウを持っている研究熱心な人物であることの裏返しです。ただし、シリーズものや同ジャンルの商品を開発している人に限ります。バイナリーオプションとFXは近いので大丈夫ですが、バイナリーオプションと恋愛指南を1つずつ出しているような感じの作者だと少し不安を感じてしまいます。なので、バイナリーオプションのツールを選ぶときは開発者がバイナリーオプションやFXなど為替に関するツールを数多く世に出しているかどうかを基準にすれば良いと思います。

最後は価格です。一概には言えませんが、目立って高い商品は内容が薄いことが多い印象です。具体的には5万円を超えるような商品は見送った方が無難です。本当に有用である可能性もありますが、期待に反したときのショックが大きいので5万円以下のものを選ぶと良いでしょう。逆にあまりにも安いものは使い物にならないゴミツールとなってしまう可能性があるのでやはり見送りましょう。編集部が有用だと感じた価格帯はだいたい1万円~5万円の範囲です。資金が少ない人は3万円以下のツールに抑えておき、利益が出てからその利益で必要なものを買い足すイメージで良いと思います。

  • ①それがツールかどうか(商品説明を確認)
  • ②開発者の商品開発実績(目安は3種類以上)
  • ③価格は手頃か(1~5万円)

以上のポイントを抑えておくだけで、完全な外れ商品に当たってしまうことは少なくなります。おすすめのインジケーターがどれかと訊かれると主観的要素が入るのでなかなか答えにくいですが、あえて言えば杉田順一氏のシリーズでしょうか。この方はこれまでに21種類のツールを開発しており、そのすべてが為替(バイナリーとFX)に関するものばかりです。内容についても主要3通貨の相関性に言及するなどほぼプロの視点から開発しておられます。それぞれ商品説明をじっくり読み、この中から有用そうなものを1つ購入してみてはいかがでしょうか。

たくさんあるインジケーターから探してみよう!