どっちが勝つ?注目のアメリカ大統領選投開票当日は為替が大きく動く予感!

世界が注目する米大統領選

残り1週間を切った2016年のアメリカ大統領選挙。ヒラリー氏が有利と言われていますが、トランプ氏も決して侮れません。ここで逆転劇があれば為替に大きく影響を与えることは間違いありませんが、例えサプライズが無くても当日は思惑が入り乱れ不安定な相場となることが予想されます。

一応、候補者は4人いるようです。みなさんはご存じでしたか?私はてっきり2人だと思っていました。今回の都知事選もそうでしたが、上位2人だけが取り上げられる傾向にあるので、知名度的に他の候補者はさらに不利になる状況…

前回の大統領選挙はどうだったのか

ヒストリカルデータはこんなときにも有効です。前回の大統領選のときの為替がどれぐらい動いたのか調べてみることで、今回の参考になるはずです。

前回は2012年11月6日

前回はオバマ氏v.s.ロムニー氏でした。投票日程は現地時間の11月6日(火)で、時刻は午前6~7時開始、午後7~8時には概ね終了しました。(時刻については各州の法律によるため一律ではない)

大勢が判明するのは12時間後ぐらい、丸一日後には完全に結果が出ています。日本時間になおすと下のようになります。これは検証のために出した前回の大統領選挙のものなので注意してください。今回のはページの下のほうにあります。

前回(2012年米大統領選挙)の日程
現地時間 NY(EDT) 日本時間 東京(JST)
投票開始 11/6 AM 6:00頃 11/6 PM 8:00頃
投票終了 11/6 PM 8:00頃 11/7 AM 10:00頃
開票完了 11/7 AM 3:00頃 11/7 PM 5:00頃

前回の支持率状況

下は支持率の推移をグラフにしたものです。11/6投票日時点では支持率の差は0.8ポイントでオバマ候補僅差でリードとなっていました。ちなみに投票前の10月31日時点での支持率は両者47.4パーセント(差は0ポイント)でした。

…オバマ候補/…ロムニー候補

2012年米大統領選 オバマv.s.ロムニー候補の支持率推移

前日~当日の値動き

それでは選挙前後の値動きを振り返ってみましょう。ドルの相対的な強弱が見れれば良いのでユーロドル・ドル円どちらでも良いのですが、ここではドル円をチョイスしました。画像は、2012年10月31日~11月7日のドル円のチャートです。

2012年米大統領選前後のドル円の値動き

選挙当日でも上下50銭程度と、期待したほどの値動きはありませんね。分足チャートならばもっと細かく上下しているのが見れそうです。

今回(2016年)の選挙はどうなる?

2016年米大統領選挙の日程

日本時間の11/8(火)朝8時頃からスタートします(州によって異なる)。選挙自体は4年に1度、夏時間(サマータイム)から通常時間に戻ってすぐと覚えておくと良いかも知れません。ということは次回は2020年11月3,10日あたりでしょうか。

今回(2016年米大統領選挙)の日程
現地時間 NY(EDT) 日本時間 東京(JST)
投票開始 11/8 AM 6:00頃 11/8 PM 8:00頃
投票終了 11/8 PM 8:00頃 11/9 AM 10:00頃
開票完了 11/9 AM 3:00頃 11/9 PM 5:00頃

2016年大統領選挙直前の状況は

10/31日時点での支持率

ヒラリー、トランプ両候補の支持率の差は3.1ポイントとなっています。10/31現時点ではヒラリー候補が若干リードしていますが、今回は両者ともにスキャンダル合戦となっているため、今後の悪材料によっては状況が一変する余地もありそうです。

ヒラリー候補のメール問題が国家機密に関係していることから、司法がどう出るかによっても一波乱あり得る状況です。

為替の動向は?

まとめると、前回のデータを検証してみたもののあまり劇的な動きはありませんでした。とは言え今回に関してはビジョンや公約といったものよりもむしろスキャンダル合戦となっていますから、どう転ぶかは予測不能です。ということで、冒頭のとおりサプライズがあれば即座に反応するような神経質な展開になりそうです。投開票当日は目が離せませんね。ポジションを大量に持っている人は、ひとまずキャッシュにしておいた方が良いかも知れません。