クレカなデビット!ネッテラーで専用カード発行

ネッテラーWEBサイトのスクリーンショット

電子マネー「Neteller」とは

ネッテラーという電子マネーをご存じでしょうか?1999年にカナダで生まれ、今や世界180か国でサービスを展開しています。日本ではまだあまり聞かない電子マネーですが、FXやバイナリーオプション、オンラインカジノ等での決済まで幅広く使えることから、じわじわと人気を高めています。2004年にロンドン証券取引所に上場したことから、その信頼性はより一層高まり、その後利用者が一気に増加する契機となりました。

専用カードを発行している電子マネーは希少

そんなネッテラーで口座を開設すると、マスターカードブランドの「ネットプラス」という専用カードが発行できます。見た目は銀行のキャッシュカードと同じサイズで、ネッテラー口座に入っている資金はゆうちょATMまたはセブン銀行ATMから日本円として引き出せます。また、マスターカードが使えるショッピングサイトなどでクレジットカードとして使うことができます。下画像に写っている通り、16桁のクレジットカード番号、有効期限、名義人名、裏面にはセキュアコードが刻印されています。サイン欄もちゃんとあり、見た目には完全にクレジットカードなので飲食店やショップなどの実店舗で使えます。

マスターカードのロゴが眩しいネットプラスカードの券面

バイナリーオプション口座とネッテラー口座間の入出金方法

ハイローオーストラリアの取引口座への入金手段として銀行振込、クレジットカード、ネッテラーの3つの方法から選ぶことができ、即時反映されるのはクレカかネッテラーです。

クレジットカード入金は便利だけど、デメリットあり

クレカ入金した場合は、出金時にどのような出金方法を選択しても、まずは入金金額分がクレカ出金(=返金扱い)されます。そしてクレカ入金額を超過した分につき、指定した方法(銀行またはネッテラー)へ出金されます。つまり、出金額が二分割されてしまうということになります。クレカ入出金のデメリットは、クレカ出金分は返金扱いのため1~2か月の期間を要するところと、指定金額が出金されたか確認するときに面倒なところです。

早さと安全面から、ネッテラーが最良

ネッテラー口座はハイローオーストラリアの入出金に使うことができます。特筆すべきは、リアルタイムで入出金が反映されるところです。入出金の指示から10秒程で反映されます。ネット上でクレカ情報を入力するのに抵抗がある人は多いと思います。その点、電子マネーであるネッテラーIDであれば万が一カード番号が漏えいしても損害は口座内の資金に限られるので、安心なのは言うまでもありません。また、そのようなケースではしっかりと資金が保証されます。ネッテラー口座に対応したバイナリーオプション業者は徐々に増加していますので、一度開設しておけば他の業者を利用する時に楽です。

ハイローオーストラリアでの入金指示画面

ハイロー口座からネッテラー経由で現金出金するには

ハイローオーストラリアですぐにデイトレを始めたい人は、ネッテラーの開設を待っていられないかもしれません。こんな場合はとりあえず銀行経由で入金してデイトレを開始し、出金は銀行経由にするか、もしくは出金時だけネッテラーから出金することができます。ハイローオーストラリアの口座を開設し、ネッテラーIDをハイローのマイページで登録するだけで入金、出金の両方が使えるようになります。入出金に使うだけなら上記プラスチックカードを発行する必要はありません。ただ、コンビニ出金やカードでの買い物ができるように、できるだけ早めにカードを発行しておきましょう。さっきバイナリー取引で得た利益で弁当を買う、なんてこともできちゃいます。

カードは発行ボタンを押して申し込みしてから手元に届くまで、2週間ぐらいかかります。このカードは全国のセブンイレブンに設置されているセブン銀行ATMのほか、ゆうちょ銀行ATMから出金することができて非常に便利です。
※一部サイトにて、セブン銀行との提携解消のため出金ができなくなっているとの情報が残っていますが、これらの情報は古く、現在は復活し問題なく出金できます。(2016年5月現在)

ネッテラーが使える業者は優良

ネッテラー経由で入出金ができるのは、優良なバイナリーオプションの業者だけです。なぜなら、ロンドン証券取引所に上場しているネッテラーは、仮に信用の無い企業と提携したことによって焦げ付きなどの不良債権が発生すれば企業価値を毀損しかねないため、提携においては信用面での厳しい審査を課しているからです。ですからBO業者を選ぶとき迷ったら、ネッテラー入出金に対応しているかどうかを判断基準にすると良いです。

クレカとしても不足なし、最強デビットカード

ネットプラスカードの凄いところは、クレジットカードとしての機能がすぐれていて、なんと日本国内のガソリンスタンド等で使うことができます。とは言っても、口座残高の範囲内での利用に限られます。国内ではスルガ銀行や楽天銀行、ジャパンネット銀行などがVISAデビッドカードを発行していますが、これらはもともとクレジットカードとしての面が弱く、デビッドカードOKの表示のある店舗でしか使えません。国内のデビッドカードは、ガソリンスタンドではほぼ利用できないと考えて良いです(2015年6月)。(※)

(※)口座残高が1万円以上等の条件が付くものの、現在は国内デビットカードでも提携ガソリンスタンドで使えるようになりつつあります(2016年5月追記)

実際に筆者に届いたカード
裏面にはサイン欄、セキュアコードがあります

カードの表面にはICチップの接触端子があります。ICチップが付いているカードはセキュリティが強いため、暗証番号のみで決済が完了し、サインは不要です。店頭での認証プロセスは早く、待たされることなく快適です。海外、特にヨーロッパではICチップ搭載カードでなければ決済できない店舗がとても多いので、ICチップの無い国内デビットカードでは使い物になりません。また、カード番号、名義人、有効期限のところにエンボス加工(=凹凸)があるので、ホテルや海外でよくある伝票複写式のインプリンタ決済にも使えます。ちなみに、スルガVISAデビット、楽天デビット、ジャパンネット銀行デビット、auウォレットなど国内のデビットカードはエンボス無しのため、インプリンタ決済には利用できません。ICチップとエンボス両方が備わっているネットプラスカード、本当に最強です!

その他、利点&欠点

その他、店舗だけでなく海外ATM(Cirrus提携)でも使えるので、出張や旅行で海外へ頻繁に行く人は現金を確保する手段のひとつとして持っておいて損は無いと思います。特に海外においては、何かの原因でクレジットカードが切れないことが多々ありますが、そんなとき役立つはずです。

また、カードデザインがとてもカッコいいのも、作って良かったなと思う点の一つです。友達に自慢できます。筆者が友人に見せたところ、ブラックカードと間違えられました(笑)

※ブラックカードとは、クレジットカードの中でも最上位に位置するカード。だいたいどのカード会社でも、ノーマル、ゴールド、プラチナ、ブラックという順にステータスが高くなります。

こうして振り返ると、良い点ばかりが目につきますが、当然悪いところもあるので書いておきます。1つはカードブランドがマスターカードだけでVISAが選べないところです。2つ目は、カード発行に1300円の手数料(2015年6月現在)が掛かることです。海外からエアメールで発送するための送料込みの料金ですので、特に高いとは思えません。この2点が許容できる方であれば、ネットプラスカードを発行しない手はありません。

国際郵便で届いた直後、いざ開封の儀

国内デビットカードとの違い【重要:2016年7月追記】

今年に入り、国内デビットカード各社の規約が相次いで変更となりました。この情報はほとんど知られていないにも拘わらず、あまりに重要なので追記しておきます。

利用状況が信用情報に記録されるようになった

一般的なクレジットカード同様、デビットカードでの利用状況がCIC、JICCに記録されるようになりました。ただし、今のところは延滞したときのいわゆる延滞/事故情報のみです。楽天デビットカード、スルガデビットカード、auウォレット等、物理的なカードを発行する国内デビットカード全てが記録の対象となっています。
信用情報機関というのは、個人の与信に関する情報を共有するデータベース登録機関で、氏名、住所、生年月日、電話番号、勤務先などのほか、利用明細、支払状況、延滞情報、官報記録、ローン残高などが全て閲覧できるようになっています。

そもそもデビットカードというのは銀行口座残高の範囲内において利用できるシステムであり、延滞が発生するはずが無いと思われるかも知れません。しかし実は、デビットカードで月額料金の支払いあるいは残高を超過した利用ができてしまうケースが存在します。一例として、セルフ型のガソリンスタンドで利用しているときに、ちょうど残高分を使い果たしたケースを想定してみてください。残高が0円になった瞬間、自動的に給油が終了することはありません。給油前に残高があれば、クレカ扱いとしてどのデビットカードでも一律100リットルを限度に超過利用が可能となってしまうのです。ただし、その一回限りです。

このような現象が発生してしまうのは決済システムのタイムラグが原因ですが、当然ながら残高以上に使った部分については請求されます。後日デビットカードを発行している銀行から請求書が届くのですが、いつまでも振込をしなかったり、無視し続けるというケースがこれまで多発してきました。その対策として、ついに信用情報への登録という措置が取られることになったのが事の経緯です。たとえ悪意なく単に支払いを忘れていた場合でも信用情報に傷がついてしまうことを考えると、国内デビットカードはおすすめできません。

信用情報を甘く見てはいけない

信用情報に1つでも延滞情報が付くと、クレジットカードの発行や更新(ETCを含む)、マイカーローンや住宅ローン、ショッピングローン(分割)などの審査に全て落ちることになります。当然、スマートフォンの割賦にも落ちてしまいます。そして延滞情報は最低5年は残ることから、長期間にわたって不便を強いられることになってしまいます。こうして安易な延滞から信用情報に傷がついてしまう、特に若い人が増加していることが社会問題となっています。

ネッテラーは大丈夫?

イギリスのデビットカードであるネッテラーは、日本国内の信用情報機関には加盟していません。したがって、延滞したからと言って信用情報に傷がつくことはありません。このことだけでも、ネッテラーを選択する大きな理由ではないでしょうか。

1個でも当てはまればネットプラスカードを今すぐ持つべき