データで比較!国内vs海外BO業者
当サイトでは、海外バイナリーオプション業者であるハイローオーストラリアでの取引をお薦めしていますが、そもそもなぜ国内ではなくて海外ブローカーを薦めるのか、まずはそこのところをデータを見ながら解説することにします。
データで見る国内&海外バイナリーオプション
海外 (ハイローオーストラリア) | 国内 (GMOクリック証券) | 備考 | ||
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1銘柄あたり取引可能回数 | 1回/1日物 23回/1時間物 274回/15分物 1,380回/1分物 | 12回/3時間物 | ※1営業日。海外1分物は1分毎にエントリーした場合の理論値。国内は各回号が2時間毎にスタートする。 | |
金額・数量の制限 | 1取引あたり最小/最大 | 1,000円/20万円 | 1枚/200枚 | ※国内はプレミアムが1~999円まで変動するため、金額換算では最小1円/最大20万円 |
1オプションあたり最大 | 500万円 | 無し | ※海外は同時保有の上限。国内はアカウントの上限に準ずる | |
アカウントの上限 | 1,500万円 | 10,000枚/1日 | ※海外は同時保有の上限。国内は新規購入時の上限(金額換算約1,000万円/1日)。また、国内は同時保有数上限(新規開設者で500枚程度)が個別に設定されている。 | |
ペイアウト | 1.8~1.9倍/ハイロー 2.0倍固定/スプレッドハイロー | 1,000円/1枚 | ※国内は売出額が1~999円まで変動。掛け金総額は売出額×購入枚数。 | |
スプレッド | なし/ハイロー 4pips~20pips/スプレッドハイロー | 50円~120円 | ||
判定レート | 中間値(MIDレート) | 中間値(MIDレート) | ||
レート配信元 | FXCMPro(外為)、FXCM UK(指数) | FX NEO、Bloomberg社(予備) | ||
口座開設・維持費用 | 0円 | 0円 | ||
取引手数料 | 0円 | 0円 | ||
必要証拠金 | 不要 | 不要 | ※バイナリーオプションは証拠金取引ではないため必要ありません。 | |
ロスカット | なし | なし | ※バイナリーオプションは証拠金取引ではないためロスカットされません。 | |
追加証拠金 | なし | なし | ※バイナリーオプションは証拠金取引ではないため追証は発生しません。 | |
両建て取引 | 無制限 | 制限あり(※) | ※「同一通貨、同一権利行使価格、同一回号」の3条件を同時に満たすものは不可。 | |
出金の方法 | 銀行口座、Neteller(ネッテラー)、クレジットカード | 銀行口座 | ※Netellerのみ即時出金。 | |
取引タイプ | ハイ&ロー | ラダー | ||
対象原資産 | 外国為替、株価指数、商品先物 | 外国為替 | ※株価指数、商品先物について、highlow.netの短期物(1分、3分、5分)は設定なし。 |
赤い色が付いた箇所は、より優れている項目です。特に取引可能回数の違いはトレード結果に大きな影響を与えると考えています。
1.取引可能回数(固定回号)の比較
国内:12回/3時間物
銘柄(たとえばドル円)で比較したとき、国内は1銘柄1日あたり12回(2時間物)、海外は274回(15分物)と、取引できる回数には圧倒的な差があります(下図参照)。回号が固定ではなく任意にスタートできる短期物(5分、3分、1分)も含めれば理論的には1000回以上取引することもでき、取引チャンスの広さで国内を圧倒しています。
国内における回数が著しく少ないのは、金融庁による「金融商品取引業等に関する内閣府令」が施行されたことにより、既存ブローカーの猶予期間を含めて2013年12月1日から一律に規制されているためです。この規制は国内のサービス提供社のみに課せられ、主に顧客保護の観点から投機的取引を助長する短期取引を全面的に禁止するもので、バイナリーオプションのメリットを大きく上回るデメリットとなってしまいました。取引可能回数では海外ブローカーが有利。

2.金額・数量の制限
1取引あたり最小/最大
国内:最小1円/最大20万円
「1注文あたり」とか「ワンショット」に読み換えると分かりやすいでしょうか。つまり1回の発注で指定できる金額(または枚数)の最小(下限)と最大(上限)を示しています。最小額について、国内は実際に1円で購入できますが、50円以下のものは売却額が0円に張り付いているものも多く、ましてや1000円のペイアウトに至る確率は非常に低いです。ただ、昼休みなどに副業的にデイトレする場合は、少ない金額で取引できるのはメリットですね。最大額についてはどちらも20万円(国内BOは金額換算)となっています。こちらは最小額の低い国内ブローカーが有利。
1オプションあたり最大
国内:無し
国内は明記されていないものの、アカウント上限内という制約が存在するため同時保有できるのは実質500枚程度(※)、金額換算では最大でも50万円程度。こちらは海外ブローカーが有利。
(※)詳細は以下の「アカウントの上限」の説明を参照
アカウントの上限
国内:10,000枚/1日
国内については上限10,000枚となっていますが、これは同時に保有できるポジションの数ではなく、1日あたりの購入可能合計枚数です(金額換算で約1,000万円)。備考欄にあるように、新規口座開設者が同時に保有できる枚数は500枚程度とされていますから、これでは最大でも50万円分しかポジションを持てないということになります。したがって、購入と売却を何度も繰り返さなくてはアカウント上限に達することはありません。海外口座では同時に1,500万円のポジションを持てることを考えると、これは非常に少ないです。大き目のポジションを持つ人にとっては、海外ブローカーが有利。
なお、国内ブローカーにおける同時保有枚数の上限は、投資経験等を考慮して適宜変更されるとのこと。
3.出金の方法
国内:銀行口座
海外のNetellerですが、最近はFX口座などでもおなじみになってきました。出金が非常に速く数秒で完了すること、クレジットカードにもなる専用カードを使えばコンビニATM、ゆうちょATMから現金が引き出せる利便性を考えると、この組み合わせを超えるものは今のところなさそうです。一方で、国内証券会社から出金可能なのは銀行口座に限られ、最短で1営業日以上掛かります。即時入金に対応している銀行でも、出金については最短で翌日になります。この点、Netellerが利用可能な海外ブローカーでは入出金ともに数秒で完了します。こちらも海外ブローカーが有利。
なお、海外口座は受渡日という概念がないので日数計算の煩わしさはありません。
4.取引タイプによる違い
国内:ラダー型
ハイ&ロー型
購入時の価格より高くなるか低くなるかを予想します。購入時現在の原資産価格が基準となるので初心者にとっても分かりやすいです。また、値動きのほとんど無いシチュエーションでも収益機会がある、いわば万能型と言えます。
ラダー型
ある価格より高くなるか低くなるかを予想します。あらかじめ決められた原資産価格が基準となるので値動きのほとんど無いシチュエーションで収益を得ることは難しいです。購入にあたっては、プレミアムを考慮する必要があります。