バイナリーオプションの仕組みは競馬とそっくり!?

競馬(JRAより)

バイナリーオプションと競馬にどんな共通点があるのか疑問に思う人もいるでしょう。表面上はまったく異なる両者ですが、ふだんは隠れている部分に目を向けると見えてくる共通点があります。

「投資かギャンブルか」という議論はひとまず置いておき、ここではビジネスモデルとしての類似性を見ていきましょう。

投資対象としての共通点

まずはバイナリーオプションと競馬の払い戻し(ペイアウト)の仕組みから比較してみましょう。予想的中時、バイナリーオプションでは任意の購入金額分についてペイアウト倍率を掛けたものが払い出され、競馬ではオッズに基づいて払い戻しされます。いずれも購入金額の何倍かが払い出(戻)されるという意味で同じ性質を持っています。そして、利益と損失が予めわかっている点も共通しています。

払い出しについて

バイナリーオプション 競馬
購入金額 1~100円単位 100円単位
払い出し ペイアウトによる オッズによる
倍率変動要因 達成可能性 実力・人気度

上表のように、競馬は人気で倍率が変動します。バイナリーオプションで言い換えると購入者が多いと倍率が下がり、少ないと上がるということになりますが、実際にはそうではなく固定倍率です。また、各馬の実力とはすなわち過去のレース結果データであり、バイナリーオプションだと為替のヒストリカルデータに相当します。ただし、馬は動物なので特性(短距離が得意等)や性格、その日の体調などの要因から修正する余地はありそうですね。ちなみに騎手との相性なんかもあるようです。

競馬で勝つためには、馬について知ることも必要!(JRAより)

開催頻度

バイナリーオプション 競馬
開催頻度 国内:12回号/日、海外:無制限/日 1競馬場あたり12レース/日

国内証券会社のバイナリーオプション、JRA主催の競馬と、国内同士比較すると1日あたり同じ回数(12回)です。

所得・課税区分

バイナリーオプション 競馬
所得課税区分 国内:雑所得(分離課税)、海外:雑所得(総合課税) 一時所得(総合課税)

所得・課税区分については、競馬は原則一時所得として扱われていますが、近年は事業と呼べるほど継続的に高頻度で(年間数億円程度)馬券を購入していた男性が雑所得として認められる判例が出てきているため明確ではなくなりつつあるのですが、事業性・年間購入額など一定のハードルはあるはずです。

まとめ

2009年には、UPROという都内にあるデータ分析会社が過去3年間に160億円の馬券配当を得たものの脱税していたことが報道されています。レースに出走する馬の血統や体調、天候等から独自の予想プログラムを作成して馬券を購入していたとのこと。このように、当たり馬券を売上とする専業の会社組織は複数存在していることからも、充分に投資対象となり得ることがわかります。競馬というと一見不確定要因が多そうに感じますが、限られた少ない情報から着順予想が立てられるという面では、株や為替よりもシンプルなのかも知れません。

以上、バイナリーオプションと競馬の共通点について比較してみました。倍率が変動するかどうかや、課税区分等細かい部分で違いがあるものの、筆者自身は結構近いのかなと感じました。みなさんはいかがだったでしょうか?