海外のバイナリーオプションって安全?不安や疑問点まとめ

これから海外口座でバイナリーオプションを始めようとしているみなさんは、色々な不安を感じているかもしれません。筆者が初めて海外バイナリーオプション口座を開設したのは2014年8月ですから、今月でもう2年が過ぎようとしています。当時私が感じていた不安や疑問は、今のみなさんが抱いているものときっと同じです。そんな私の経験がみなさんの不安を払拭できたらいいなという思いから、この記事をまとめました。

口座開設前に著者が感じていた不安や疑問

  • 口座開設で提出する個人情報は安全?
  • 迷惑メールは来ない?
  • 口座資金は安全に管理されている?
  • ちゃんと出金できる?
  • サイトの色合いが黒ベースで怪しげだけど…

海外バイナリーオプション口座を2年使ってみた私見

口座開設で提出する個人情報は安全?

身分証明書として運転免許証をスマートフォンで撮影した画像を提出しました。個人情報の漏えいが心配でしたが、海外旅行でレンタカー借りるのにもパスポートのコピー取っていたし同じようなものだろうということで深く考えず提出しました。ネット上でも何か問題が起こっているとの報告は目にしていません。筆者の場合は身分証提出から既に2年が経過していますが、変なところから郵送物が届いたりといったこともないので心配しないでください。国内の証券会社同様、トレードを始めるために最低限必要なものです。

迷惑メールは来ない?

迷惑メールの類は一切届いていないので安心してください。なお、登録メールアドレスへは重要な連絡事項のみ送られてきます。国内の証券会社では取引ごとに報告書が電子交付されたとの通知が登録メールアドレスへ入りますが、海外口座では個々の取引に関する連絡はありません。口座残高が少ない人を対象に、不定期で5,000円のキャッシュバッククーポンが届くぐらいです。口座開設時から2年間で届いたメールの数は10通以下です。国内で慣れていると、あまりに連絡が無さすぎて不安になる位ですが、出金時に銀行口座番号などに入力ミスがあれば連絡が来ます。筆者はネッテラーを使っていますが、入出金に関してはスムーズにできているので特に連絡が来たことはありません。

口座資金は安全に管理されている?

筆者が登録した業者では、顧客(トレーダー)の口座資金はナショナルオーストラリア銀行に分別管理されています。こうした管理方法は日本国内の証券会社であれば当然ですが、多くの海外バイナリーオプション業者では運営資金と一元管理しているため、いざというときに経営危機となってしまう可能性があります。ただ分別管理単体だとバイナリーオプション業者が破綻した時には顧客資金が返還されません。ところがこの業者は専門職業賠償責任保険(ロイズ)に加入しているので、いざというときに顧客資金の返還を受けることが可能です。スイスフランショックで破綻したイギリスのFX専業アルパリは信託保全していたために顧客資金は全て返還されたことはまだ記憶に新しいですが、この信託保全と同様の性質を持つ専門職業賠償責任保険に加入しているところというのは安心ですよね。

専門職業賠償責任保険について

海外ではProfessionalIndemnity(PII)とも呼ばれ、大きくはE&O保険(Errors & Omissions)の一種です。日本国内でも東京海上や三井住友海上などの大手が参入しています。職務遂行上の過失や怠慢によって顧客等第三者に経済的な損害を与えた事に起因して法律上の賠償責任を負う事によって生じた損害を補償することを目的とした保険であり、バイナリーオプションにあっては口座資金についても補償の対象となります。

ちゃんと出金できる?

口座資金をスムーズに出金できることは、基本中の基本条件です。海外バイナリーオプション業者は口座開設方法ひとつとっても画一的ではなく個性豊かです。たとえばトレードする前に身分証の提出が必要な業者、初めて出金する時に提出すれば足りる業者の存在が挙げられます。前者の場合には身分証を提出しなければ出金はおろかトレード自体ができませんから、それほど問題になりません。あるとすれば入金はしたもののトレードせずに出金するケース(※)です。

※ポイント目当てだったり犯罪収益移転防止の観点から、ほとんどのBO業者では利用規約でこれ(入金即出金)を制限しています。

問題となるのは後者で、口座開設時点で身分証不要のまま自己資金を使ってトレードできてしまう業者です。口座資金が増えたのでいざ出金という時になって身分証と郵送物を求められたものの、たとえば運転免許証の住所変更をしていなかったため郵送物記載の住所と食い違っていたような場合に出金が拒否されます。もちろん、免許証を住所変更(裏書きでOK)して再提出すればすんなり出金されます。業者がこのような対応をとるのは詐欺や嫌がらせではなく、そもそも身分証が必要なのは犯罪収益の移転防止が目的であって、出金時には身元が確認できていなけばいけないと法律で決まっているからです。

サイトの色合いが黒ベースで怪しげだけど…

2011年頃のInstagram(黒色ベース)

海外バイナリーオプションサイトは本当に黒ベースが多いです!筆者も最初これはちょっと怪しげだと感じました。ただ、同時にクールな印象も受けました。これに慣れてしまった今では、怪しさより長時間トレードしていても目が疲れにくいという副次的効果が上回ってしまいましたが(笑)

日本では白ベースのサイトのウケが良いようです。それぞれの国柄によって受け取られ方が違うようで、欧米では黒ベースのサイトも難無く受け入れられているみたいです。上画像のように今では有名なインスタグラムも昔は黒&濃紺ベースのサイトでした(今は白ベース)。繊細な日本人への配慮はなかなか難しいものがあって、どのサービスも苦労しているのでしょうね。そのうち白ベースに変更されているかも知れませんよ。

「やらない理由」探しは終わらない

よくあるのは、色々と情報を集めてはみたけれど結局やらないで見送るケース。本来躊躇すべきでないぐらいの些細な障害なのに、始める勇気が無いことをその障害に転嫁していることは多いのです。一度こういうスパイラルに入ってしまうとなかなか抜け出すことはできず、どうしても理由探しをしてしまってトレードを開始できません。自分で書いていてあー耳(目?)が痛い!まさに筆者自身がそうでしたから。。

  • 出金拒否が多そうだから…
  • 約定拒否が多そうだから…
  • 連絡が何もなさそうだから…

出金拒否や約定拒否についての誤解

海外バイナリーオプションでは「出金拒否」「約定拒否」がその障害とされやすいです。「出金拒否」はトレーダー本人が規約をよく読んでいないことから起こる誤解だということは、ネット上の多くの掲示板や質問コーナーを見れば明らかです。たとえば、口座開設時にもらえるボーナス相当分を出金しようとしていたり、金額(特に出金可能下限額)や銀行口座を間違えていたりすることが原因です。また、「約定拒否」については国内FXでも許容スリッページを設定していれば約定しないことは多々あるので、海外業者に限った話ではないのです。これは単に経験値の問題だともいえます。

運営からの連絡方法も異なる

また、国内との大きな違いとして運営からの連絡方法があげられます。国内証券会社では各個人のページ内にメッセージボックスがあり、重要な連絡を含めてすべてここにメッセージが届きます。このため、ログインすれば提出物不備などのエラー通知が一目でわかるようになっています。これに対して海外口座ではメッセージボックスが用意されておらず、電子メールで直接連絡があります。このため、国内証券会社に慣れ親しんできた人はメッセージが電子メールで届いているとはつゆも思わず、「連絡もなく出金もされない」とパニックになってしまうのです。SNSの普及によって、敢えて電子メールを確認する習慣がなくなっていることもその一因といえるでしょう。

ネット上には海外バイナリーオプションの情報が氾濫

大量の情報を取捨選択するときのルール

新しいことにチャレンジしようとするときは不安なので、ネットで情報を集めると思います。筆者も口座開設する前は必死でネガティブ情報を検索しました。しかし、安全という人がいたり危険という人がいたり、探せば探すほどわけが分からなくなってしまいました。これではとてもトレードを開始するところまで辿り着けないと感じ、自分なりにルールを決めて情報を取捨選択することにしました。そのルールは下の通りです。(ポジティブ情報、ネガティブ情報ともに同ルールで判断)

  • 合理的根拠がない情報はスルー
  • 根拠がある場合は、できるだけ検証
  • 検証しても根拠が乏しい場合は、保留

合理的根拠がない情報の例

約定が拒否される
出金ができない
レートが操作されている
デモ口座版とリアル口座版で約定力やレートが異なる
大きな収益が出ていると口座が凍結される
資金が少ないときは有利に約定する

※優良業者では判定レートがサイト上で全て公表されているので不正の余地はありません

根拠があるが、検証が必要な情報の例

退会しても個人情報が削除されない(規約上退会後1年間は再登録できないため保有している)
朝6時のクローズレートが異常(意図的ではなく、マーケットマイクロストラクチャー現象が起きている可能性大)

検証しても根拠が乏しい情報の例

(特定の業者を名指しで)詐欺業者
突然サイトを閉鎖して消える可能性(※)

※優良業者は大手保険組合に加入しており、万が一の場合には保険会社へ直接支払請求できる

ネット上で言われている出金の不安は検証できる

例えば出金に不安があるなら、こまめに出金すれば心配しなくて済みます。筆者が使っている業者では口座開設すると5,000円のボーナスが貰えるので、まず10,000円を入金するとボーナス分の5,000円と合わせて口座資金は15,000円になります。次に、トレードで5,000円分を使ったら残り全て(この時点で最低10,000円以上の残高)をすぐに出金します。この方法だと自己資金には一切手を付けずに出金できるかどうかの確認ができます。

海外バイナリーオプションを通して、その先にあるもの

みなさんが海外バイナリーオプションを始めようと思いついたのは、何かを変えたいと思ったからではないでしょうか?混沌とする社会、停滞する経済、今我々が置かれた環境は閉塞的でみんなが安定志向となってしまっています。この状況の中でそういう気持ちを持ったということは、それだけで凄いことなのです。

バイナリーオプションは実現手段のひとつ

バイナリーオプションは目的を達成するための1手段に過ぎないはずです。その口座開設をするかどうかの段階で多大な時間をかけてしまっては本末転倒。その時間を国内業者でのトレードに使った方が良いに決まっています。海外BOの中には本当にダメな業者も存在していますが、そういうところは運営の歴史も浅く2~3年以内に撤退していきます。運営期間の長さを基準に選ぶのも良いと思います。

国内外それぞれの長所を生かして楽しい投資ライフを

国内業者は規制に次ぐ規制で自由度は非常に低く、あまり魅力があるとは思えません。しかし実質的な手数料(ペイアウトから換算したもの)が数%程度安いのと、金融庁のお墨付きがある安心感がメリットです。一方海外はいつでも何回でもエントリーできる自由度の高さと超短期取引がメリットです。この際勇気を出して海外バイナリーオプションに参加することも、選択肢のひとつでしょう。ただし、それなりのリスクがあることは否定できませんから、海外バイナリーオプションで取引するメリットと天秤に掛けてみてくださいね。くれぐれも無理はしないように楽しい投資ライフを実現してください、というのが筆者からのお願いです。