highlowで口座開設に失敗したときの対処法④【審査に通らない!編】

口座開設ができないケースで、どうしても審査に通らなくて途方に暮れている方がおられるかも知れません。何度も審査に落ちると面倒になり開設自体を諦めてしまいがちです。審査落ちの原因に対して適切な対処をするだけで驚くほど簡単に審査に通ってしまうので、参考にしていただければ幸いです。

審査の趣旨と基準

審査といってもバイナリーオプション口座の開設審査ですから、そんなに難しいものではありません。基準に適合していれば全員合格です。

審査の趣旨

日本の証券口座で取引するときに提出する住所や連絡先は納税申告のほか、株式現物での差金決済時、株式信用取引やFX、先物、オプション、CFDなどの証拠金取引では追証発生時にトレーダーと連絡を取ったり金銭を回収する目的で使われます。他方、海外口座においては追証という考え方が無いので、金銭回収が目的ではなく、海外送金を目的にして開設するような違法行為が行われないようにすること、そして事後的であっても調査特定ができるようにするために厳格な身分証等が求められています。国際法上の要請ともいえるでしょう。日本の証券会社は主に税務管理と債権回収、海外は違法行為の防止とそれぞれ目的が異なることを認識しておけば、提出書類の違いも納得しやすいでしょう。

審査の基準

身分証について

求められている身分証の基準が異なるのは、日本の証券会社は主に民事、海外は刑事を念頭にしているからです。日本では会社発行の保険証1枚で口座開設できるのに対し、海外口座は写真付き公的身分証が必要なので「厳しいなぁ」と思われがちですが、こうした理由に基づいているということでご理解いただければと思います。

勤務先、投資経験等

日本では余裕資金かどうか、勤め先や就業形態、投資経験なども審査の対象となっています。それに対して海外では審査項目ではないので口座開設全体を通してみるとハードル自体は低いといえます。日本では、特に信用口座や先物オプション口座の開設において上記要素での審査と架電(証券会社社員によって直接電話で確認される)で追加的な審査が行われています。海外業者ではどちらも行われません。

審査落ち理由の確認と修正

審査で苦戦しているケースに共通しているのが、書類関係の不備です。画像が不鮮明、求められている書類と違う、住所が相違している、というのが審査落ち原因のワースト3で、ほぼ9割を占めるとのことです。残りは口座の多重開設、過去何らかの原因で口座が凍結された者による再開設です。書類関係の不備で審査落ちしている場合は、指摘事項を改善しさえすれば難なく合格することは分かっているので、2、3度落ちても諦めずに再審査に臨みましょう。

画像が不鮮明なとき

同じ画像では何度審査を受けても落ちてしまうので、面倒でも書類の画像は撮り直します。カメラの設定を「ドキュメント」や「接写」にして、できれば昼明るい場所で撮影してみてください。夜間は部屋の照明が書類に反射しないよう書類に少し角度を付け、カメラの設定を「照明」か無しにするとうまく撮影できます。

書類が不適当なとき

身分証としてOKなのは写真付きの公的なもの、郵送物としてOKなのは公的なもの、もしくはそれに近いものです。郵送物のうち公的なものに類する書類としては、携帯電話や固定電話、インターネットの請求・領収書が認められています。これ以外のものについては、カスタマーサポートまで問い合わせてください。
写真付き身分証
身分証の種類有効期限特記事項
自動車運転免許証
最大5年間
有効期限内のもの。住所は口座開設時の入力内容と一致していること。ただし、裏書きで変更されている場合も可能。運転経歴証明書は今のところ不可。
住民基本台帳カード
発行日より10年間
有効期限内のもの。住所は口座開設時の入力内容と一致していること。
マイナンバーカード
発行日から10回目の誕生日到来まで
未成年の場合は5回目の誕生日到来まで
有効期限内のもの。住所は口座開設時の入力内容と一致していること。
パスポート
発行日から最大10年間
未成年の場合は5年間
有効期限内のもの。住所欄に記入済み、かつ口座開設時の入力内容と一致していること。【住所変更時】旧住所を2重線で消し、欄内に新たな住所を書くことで有効。(外務省HPより)
郵送物
郵送物の種類特記事項
年金定期便、税金、投票のご案内他、国や市区町村から届く郵送物、電気、ガス、水道、固定・携帯電話、インターネット、保険、クレジットカードに関する紙媒体の文書、もしくはダウンロードできるPDF明細
住所は口座開設時の入力内容と一致していること。氏名、現住所、発行会社名が印刷により明記されていること(手書きは不可)。書類がPDFの場合、プリントアウトすること(スクリーンショットは不可)。

住所が違うとき

フォーム入力時の住所と、身分証および郵送物の住所が異なるときは、すべての住所が一致するように修正します。一番厄介なのは身分証と郵送物(公共料金等の請求書)の住所が異なるケースですが、迅速に開設する方法は身分証明書の住所に統一することです。たとえば郵送物として携帯電話料金の請求書を使うことができるので、請求先を身分証の住所と同じものに変更し、同時に郵便局で現住所へ転送の手続きをすればとりあえずうまくいきます。この方法に比べて身分証の住所を変更するのは結構大変です。フォーム入力時に住所を間違えたまま開設を進めた場合は、一度ログインして登録情報を変更してから書類画像を再度送ります。それでもうまくいかない場合はもう一度最初から口座開設するときにすべきことを参考に、最初から開設しなおすことを検討してください。

口座凍結中ではない多重開設

基本的事項として、口座の多重開設は禁止されています。国内の証券会社でも同一人物による2重開設はできないので、既に何等かの口座を持っている人にとっては常識的なルールと言えるでしょう。ただ、「正式な口座開設」がフォームから個人情報を入力しIDとパスワードが発行された時点のことを指すのか、身分証や郵送物を提出して承認された時点のことを指すのかは明確ではありません。当サイトでは、フォームから入力してIDとパスワードが発行された時点では自己資金での取引ができないため、事実上は仮登録の状態であると判断し、再度仮登録することを「再開設」と表現しています。これについてはバイナリーオプション業者個々の判断があると思いますので、問題があれば当サイトでも内容修正していきます。

口座凍結中の新規口座開設

問題のある取引行為や入出金によって口座が凍結されることがあります。口座が凍結されるとトレードおよび出金ができなくなります。この場合、ログイン自体できなくなるので再度新しい口座を開設しようと試みる人がいます。しかしこれが可能であれば新しい口座でまた問題行為が行われ、口座凍結の趣旨が損なわれてしまいます。単なる多重開設とは異なり意図的な制裁回避行動であることから、多くのバイナリーオプション業者は口座凍結中の2重開設に対しては厳しい措置を講じているようで、容易に発覚してしまいます。口座が凍結されてしまったときは、カスタマーサポートへ連絡して理由を確認し、凍結を解除してもらうようにお願いしましょう。

審査に通らないときにチェック